絵本専門士 べっちゃん

誰もが、一緒に絵本を楽しめる社会のために

NEWS&INFORMATION


絵本専門士 べっちゃんです

絵本専門士べっちゃんは、埼玉県某市の職員です。
休日などを活用して、多くの人に絵本の楽しさを伝える活動をしています。

絵本専門士って、何者なのか?

絵本専門士は、絵本に関する高度な知識を有する、絵本の専門家です。
全国で多くの絵本専門士が様々なシーンで絵本に関する活動を展開しています。

お問い合わせはこちら

おはなし会、講習会、
ワークショップ の開催、
などなど、絵本に関することならどんなことでもご相談ください

絵本専門士に関するリンク

「絵本専門になりたい!」や
「私の住む街に絵本専門士はいるの?」
という方へのリンク集です。


10月2日のブックハウスカフェのおはなし会の終了後に購入した一冊、
『おもちゃびょういん』です。

表紙に描かれているクマのぬいぐるみを見た途端に、
これは「買う」絵本だなと直感して購入、

とはいえ僕は絵本を買うときは大体中身を見ないで、
表紙で直感で買ってしまうのですが・・・

誰にでも、子どもの頃に大切にしていたぬいぐるみやおもちゃの一つや二つはあるものです。

ちなみに、僕は小学生の頃に大叔母にもらったパディントンのぬいぐるみでした。
いまでも、寝室の棚にいます。

どんなにくたくたになっても、ボロボロになっても、お気に入りのぬいぐるみは、
子ども達の成長していく時間を共に過ごし、成長を見てきた大切なパートナーです。

そして、成長し、大人になった結果、自らの成長してきた時間の詰まったパートナーを我が子に手渡す。

ぬいぐるみの中に詰まっているのは、親から子へと手渡される思い出だけではなく、
子どもに向けての愛情であったり、かつて子どもたった頃の自分が愛された記憶だったりするのでしょう。

親が子どもに向ける優しいまなざしは、この絵本のように沢山の親たちから、受け継がれ続けてきたものなのです。
今、この絵本を手に取った子ども達がその意味を知る必要はないのです。
その子ども達が親となり、我が子へのまなざしが温かいものであるように、この絵本にはそういう思いが込められているのだと、
僕には思えるのです。

PAGE TOP