絵本専門士 べっちゃん

誰もが、一緒に絵本を楽しめる社会のために

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絵本専門士 べっちゃんです

絵本専門士べっちゃんは、埼玉県某市の職員です。
休日などを活用して、多くの人に絵本の楽しさを伝える活動をしています。

絵本専門士って、何者なのか?

絵本専門士は、絵本に関する高度な知識を有する、絵本の専門家です。
全国で多くの絵本専門士が様々なシーンで絵本に関する活動を展開しています。

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絵本専門士に関するリンク

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という方へのリンク集です。


『あさいち』(福音館書店)1984年2月
大石可久也:絵 輪島・朝市のひとびと:かたり

新年早々に発生した能登半島地震、
復興にはまだまだ時間のかかる事とは思います。
日常が一瞬で奪われ、大きくその姿を変えてしまう、
自然災害の恐ろしさは、私たちの想像を大きく超えるものです。

そんな、失われた日常を記録していた絵本が、
今回御紹介する『あさいち』です。
長く絶版状態だったのですが、今回の地震を受けて、
販売利益を日本赤十字社に寄付する目的で、重版となりました。

元々は、月間雑誌かがくのともで1980年に出版されたものなので、
今から34年前の輪島で、
朝市に集まるの人々の会話を記録し、
その様子を描いています。

朝、野菜の収穫から始まり、
出店準備、出展者同士や、買い物に来た人たちとの何気ない会話、
そこに描かれているのは、輪島の日常です。

そんな日常を一変させた地震という出来事、
いつかこの絵本にあるような日常が戻ってくることを願いつつ、
この絵本を買って帰りました。

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