幸手市図書館での講座、


9月8日(日)、幸手市立図書館様にて、
「絵本作家の意図と絵本の読み聞かせについて」と題して、
お話しをさせていただきました。

学校や図書館などで、おはなし会のボランティアをしている皆さんに
御来場いただき、日頃から皆さんが疑問に思っていることについて、

実際にお話を伺いながら、僕の考えている、子どもに絵本を読む事とは、どういうことなのかについて、
お話しさせていただだきました。

公共図書館のボランティア養成講座で教えて貰う読み聞かせの基本と
子ども達が絵本を見たときに「楽しい」と思う体験との差はどこにあるのか、
近年、図書館、保育所、書店など、様々な場所でおはなし会が開かれるようになり、
おはなし会は、図書館だけのものではなくなっています。

様々な、絵本の読み方、子ども達との共感の方法があるはずです。
「こうあるべき」とひとつの考え方を強調することは、
結果として文化の衰退につながる危険性をはらんでいるのではないでしょうか。

絵本専門士として、絵本作家の皆さんと出会い、お話を伺う中で、
作家の皆さんは、自由に自分の作品を使って
子ども達と一緒に絵本の世界を楽しんでいるのです。

大切なのは、子ども達が絵本を楽しむことであって、
その時、集まった子ども達にどうやって絵本を手渡すのか、
一冊でも多くの絵本を子ども達が「欲しい!」「読みたい!」と思ってくれる環境を生み出すことが、
今私たちが、手をつけるべき事なのだと思います。

と言うような、お話をしたのですが、
参加してくださった、多くの皆さんに共感していただけたので、嬉しい限りでした。

講座が終わってから45分も受講者の皆さんと話が弾んでしまったのも楽しかったです。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


PAGE TOP