このあな なんじゃ ちそうのせいこんかせき へん


『このあな なんじゃ ちそうのせいこんかせき へん』
(仮説社)2023年5月
いずみけんたろう:作 みぞぐちともや:絵

『このあななんじゃ』シリーズの3冊目、
「せいこんかせき」って皆さん知ってますか?
漢字では「生痕化石」と書きますが、
地層の中に残されている、
生き物たちの生きてきた後の化石のことです。

恐竜の足跡、恐竜の糞の化石、ゴカイの巣の後、等々、
絵本では、多くの生痕化石がクイズのように
並べられていきます。

巻末には、著者の解説と実物の生痕化石の写真などが掲示されており、
楽しむだけでは終わらないか達になっているのが良いところです。
お父さん、お母さんは、子ども達と読むときに一度目を通して、
生痕化石というのがどういうものなのか、勉強しておくと、
子どもさんと、いっしょに楽しみつつ、
子ども達の知識欲をサポートしてあげることが出来ると思います。

読んだ後、博物館に行きたくなる絵本です。


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