倅さんの高校入試とそれによってちょっと変わったこと


4月の声が近づき、世の中は「新学期」や「新社会人」など、
「新しい」というキーワードで溢れていて、
なんだか、ワクワクします。

僕の家族も倅さんが中学校を卒業し、高校生となり、
いよいよ我が家に義務教育の人がいなくなり、
嬉しかったり、寂しかったり、という感じなのですが、

春休みとはいえ、高校からはもう宿題が山ほど出ていて、
「終わらない・・・」とこぼしております。

そんな倅さんの高校入試が終わった日、ローカル局では県立高校の入試問題解説が流れており、
夕食をとりつつ、見ていましたら、国語の文章題がなんだか知っているストーリー、
本棚に行ってガサガサすると、ありましたよ、取り上げられた本、
青山美智子さんの『お探し物は 図書室まで』がその文書の正体でした。

テレビから流れる言葉と文章の一部で書名を思い出し、
その本を家の中から取ってきた、僕の姿に倅さんは呆れつつも、感心した様子で、
「読んでみる」とその本を受け取りました。
元司書としての面目躍如というところです。

この出来事があったせいか、この春休み、
倅さんは急に読書にハマったらしく、家の中の文庫本を読み漁っています。


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