きむらゆういちさんといえば、
あらしのよるに真っ暗な古屋の中で出会った、
オオカミのガブとヤギのメイの
誰にも知られてはいけない、
二人の友情を綴った、
『あらしのよるに』
が特に有名だと思います。
旭山動物園の飼育員だった
あべ弘士さんのイラストは、
動物らしさを持ちながら、
どこか人間的な部分も垣間見え、
時には二人の状況に涙が出そうになることも・・・
初めは、1冊で終わりにするはずだったのに、
子ども達のファンレターに「次は?」と
二人を気にする声が多くて、気がつけば、全7冊のシリーズになったという
エピソードは、絵本を子ども達が育てていくようで、
良いはなしだなぁと思ったりしました。
そんな、きむらゆういちさんと出会えたのも、絵本専門士として活動をしていたからでした。
はじめての出会いは、TBSでのイベントでした。
初めてお会いした、きむらゆういちさんのおはなしは、
子ども達への優しさがあふれていて、
なんだか温かい気持ちになりました。
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