グレース・ホッパー -プログラミングの女王-


『グレース・ホッパー -プログラミングの女王-』
(岩崎書店)2019年10月
ローリー・ウォールマーク:文 ケイティ・ウー:絵 長友恵子:訳

大人になると何でも知っている気分になりますが、
意外と知らないことが多かったりします。

ましてや、海外の偉人のことなど知る訳もなく、
名前を聞いても「誰?」ってなる人の方が多いのではないでしょうか?

この絵本で取り上げられているグレース・ホッパーさんは、
コンピュータのプログラミングを大きく変えた女性で、
アメリカでは「アメージング・グレース」「プログラミングの女王」とよばれるほど、
広く知られている人物だそうです。

私たちが日常の中で当たり前のように使用しているコンピュータのプログラミングについて
0と1からなる二進法ではなく、人間の言葉が使えるプログラミング言語、COBOL(コボル)を開発した人物です。

子どもの頃から、自分のやりたいことを突き進んでいき、
女性初の数学の博士号を取得したかと思うと、
第二次世界大戦中に、海軍に志願し、世界初のコンピュータのひとつ「MarkⅠ」のプログラミングに従事する
などなど、当時の社会状況を考えると驚かされることを次々と成し遂げています。

好きなことを突き詰めていくこと、好きなことに対して誠実に向き合うことが、
グレース・ホッパーをプログラミングの女王を言わせるまでになった原動力といえるでしょう。

子ども達がグレース・ホッパーのように、何かにに夢中になっているときは、
子ども達の成功体験へのチャンスなのかもしれません。
何かにつながるかもしれない可能性があるのであれば、
大人として、全力で応援してあげたいものです。


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