認定絵本士養成講座

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さて、本日12月11日は、群馬県高崎市にあります。
育英短期大学で、ゲストスピーカーを務めさせていただきました。

「図書館等での出会い」と「絵本を探す技術」の二コマを
担当させていただいたのですが、
今回で3回目の認定絵本士講座のゲストスピーカーとなります。

「図書館等での出会い」については、
そもそも、図書館という場所がどのような
法的根拠に乗っ取り設置されているのか
という話からスタートして、

図書館での児童サービスは、
どのように定義されているのか、
1970年代からの公共図書館の児童サービスの変遷と
現代の図書館が抱える課題、
保護者と子ども達のニーズと図書館のミッションとのすれ違い
そう言ったことについて、おはなししました。

「絵本を探す技術」では、
定番絵本と呼ばれる絵本が、
どのように定義されているのか、
なぜ、定番絵本は長い時間を経ても
子ども達に受け入れられているのか、

そして、毎月のようにたくさんの絵本が出版されている中で、

子ども達に受け入れられる絵本、
保護者の評価と、大人の評価の違い、
その違いは、どこから生まれてくるのか、
そんな話を交えながら、
何冊かの絵本を紹介して、
学生の皆さんに持ってきてもらった絵本を
互いに読み合ってもらいました。

絵本と子どもにとって大切なことは、
子どもを思う気持ちを持った大人が、
子どものために絵本を読むこと、
子どもを思う気持ちがあれば、
自ずと選ぶ絵本は「良いえほん」となるということが、
伝われば良いなと、考えています。

学生さん達が持ってきた絵本は、
バラエティに富んでいて、楽しい時間でした。


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