絵本専門士に必要なスキルとは、

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気がつけば、絵本専門士養成講座11期のカリキュラムもこの1月で最終回、
第12期の絵本専門士養成講座の募集開始も始まることでしょう。

僕は、自身の絵本専門士の活動をこのサイトでお知らせすることで、
保育士でも、図書館員でもない、ただのサラリーマン公務員が、
絵本専門士という資格をどのように捉え、
活動を続けていけば良いのかについてお話をしてきたつもりです。

そこで、今回は、絵本専門士として活動していくのに必要なスキルは何なのか、
僕なりに行き着いた答えについてちょっとお話ししたいと思います。

まず、続ける力、継続力です。
絵本専門士という資格は、社会的認知度も低く、絵本関連の民間資格の一つに過ぎません。
過度な肩書きへの依存や期待は、結果として「こんなはずじゃなかった」というモチベーションの低下にも繋がりかねません。
ですから、「絵本専門士という資格を活かそう」と考えるのではなく、
「○○がしたいから絵本専門士という資格を取得したのだ!」という自分のやりたいことを優先して考え、
活動を続けていくモチベーションを保つことが大切です。

次に必要なのは、自らの市場を開拓する力です。
僕は、絵本専門士として活動を始めた際に、商品としての自分を宣伝することを第一に考え、このサイトを立ち上げました。
そこから7年が経ち、結果少しずつですが、お仕事の場所が増えてきています。

そして、最後に必要なのは、絵本専門士として活動する際に一緒に動いてくれる仲間たちです。
これは、絵本専門士でも職場の仲間でも誰でも良いので、
絵本に関する活動を一緒にしてくれる仲間が近くにいて、
いつでも相談できたり、活動できる環境は結構重要です。

ちなみに僕は、この最後の仲間というところが、
絵本専門士の仲間は沢山いるのですが、近くに協力してくれる仲間がいないので、
ちょっと、自分でも弱いと思っているところです。

絵本に関する知識やセンスといったものは、人それぞれなので、
好みもありますし、考え方も違うと思います。
現に570人くらいいる絵本専門士、それぞれの見方、考え方は結構バラバラなので、
そういうところは、自分の好きなように伸ばしていけば良いのかなと思います。
けど、絵本専門士になってからも、情報収集や考え続けることはやめてはいけないですよ、
考え方が「古い」とか、「知らないんですか?」って言われるようになったら終了です。
更新がない資格だからこそ、自分の動きを止めたらおしまいです。


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