12月4日、ブックハウスカフェのおはなし会終了後に向かったのは、
日比谷図書文化館でした。
こちらで、開催された、
『半藤一利『焼けあとのちかい』に学ぶ ー開戦日12月8日を前にー』
に参加してきました。
絵本『焼けあとのちかい』は、先日亡くなった半藤一利さんの東京大空襲での体験を文章にしたものに、
塚本やすしさんのが絵を描いた作品です。
今回のイベントは、『焼けあとのちかい』の編集者である藤代勇人さんと、塚本やすしさんが、
絵本ができるまでのプロセスと、半藤一利さんとのエピソードをひもときつつ、
戦争を知らない世代が次の世代に戦争の悲劇をどのように伝えていくのかについて考える内容となっていました。
子どもの頃、3年前に亡くなった祖母が、夏が来ると必ず、戦争の悲惨さについて僕に語って聴かせてくれていました。
当時は、また同じ話、そして怖い話という認識でしたが、
今になって考えると、戦争というのは、個々人の恐怖や負の感情が折り重なった結果、
国というこの集合体が人をあやめていくという、
恐ろしい、うねりのことなのかな、などと考えるようになりました。
戦争を体験した世代がこの世を去る中、
次の世代が戦争といううねりを招かないように子ども達に伝えていくことは、
大切なことだと感じています。
イベント終了後にNHKの方がいらしていて、
インタビューを受けました。
まさか、ニュースで使用されると思っていなかったので、
ちょっとびっくりしました。
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