子どもと本を読むという活動を続けていますと、
多くの人と一緒におはなし会をするので、
色々な人の選書を見たり、
色々な人の絵本を読む姿を見たりすることとなります。
結果として、
「〇〇さんの読む『〇〇〇〇』は、いいなぁ」
ということが、よくあります。
これは、その人の声と読み方が、
絵本と見事にマッチした結果なのですが、
こういう瞬間に出会うと、
絵本を読むことを「専門」としていると謳っている者としては、
悔しかったり、羨ましかったりします。
これはもう、「上手い」とか「下手」とかの範疇ではなく、
個人のキャラクターの問題だったりするので、
どうにかその人が読むその絵本に近づきたいと思い、
ページの捲り方や、声の出し方なんかを真似をしてみたりするのですが、
やっぱり、その人よりはうまくいかなかったりします。
けどそういう試行錯誤をした結果、
「あっ!」という瞬間があって、
なんだか、思っていたような絵本の読み方ができたときは、
結構嬉しかったりします。
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