おはなし会のはなし


2月3日、久しぶりにブックハウスカフェでのおはなし会に参加しました。
節分なので、『おにのパンや』と『やきざかなののろい』と、
宮本えつよし先生の作った焼魚を持って、ブックハウスカフェへ、

久しぶり(半年以上か?)だったですが、
参加する絵本専門士さん、朗読指導者さんはお変わりなく、
新しい方も何人かいて、
絵本専門士という資格で活動をしている人が増えているのだなと、
実感しました。

絵本を読ませてもらえる機会がいただけたので、
『おにのパンや』と『やきざかなののろい』のどっちが良い?
と、聞いてみたら一人の男の子が力強く、
「おにのパンや!」と言い切ったので、
そっちを読むことにしました。

最近の地獄の事情や
大人気のパン屋さんの情報に
子ども達の食いつきが楽しいです。

やっぱり、絵本を読んでいる時には、
子ども達からもれてしまう声を聞いているのは、
幸せなことだなぁとかみ締めつつ、
子ども達は、鬼達が人間の味覚に合わせて、
努力を重ねる姿を緊張感と楽しさで眺めてくれています。

そして、ラストでは、子ども達は、美味しそうな鬼のパンに視線は釘付け、
対照的な地獄の風景に、ちょっと不思議そうな顔をして眺めていて、
最後は笑顔と笑い声で読み終えることが出来ました。

会が終わってから、焼魚をかぶって記念写真を撮った後、
アンコールで『やきざかなののろい』も読ませて貰いました。

おはなし会の醍醐味は、子ども達の「今」を捉え、
絵本を一緒に楽しむこととなのだなと、
再認識する一日となりました。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


PAGE TOP