改めて、絵本専門士の難しさ、


このサイトで定期的にお話ししているのが、
絵本専門士という資格の持つ良い点と、難しい点、
今回は、難しい点について少し、

絵本専門士という資格を持っている人が年に70人くらい増えていくので、
今、多分9期×70人で630人くらいの人が全国で活動していて、
来年の6月くらいには、700人くらいの人が絵本専門士の資格を持っていることになります。

さらに、認定絵本士養成講座を受講して、社会人として経験を積んだ人が新たに認定されると、
もっと沢山の人が絵本専門士になるのでしょう。

絵本専門士を目指す方は、様々なバックボーンを持っています。
保育士、幼稚園教諭、小学校教諭、図書館司書、出版社の人、書店の人、
テレビのアナウンサーさんやおはなし会のボランティアさん等々・・・

絵本専門士の皆さんは、
自分の元の仕事からスタートして、絵本に関する仕事をしている人が多いので、
資格を活かして、絵本に関する本を出版される人や、
あちこちに呼ばれて、講演をしている人や、
僕みたいに地元でちょこちょこ、講座をやったりしている人もいたりと様々です。

大切なのは、規模の大小や、媒体の種類ではなく、
絵本専門士として、自らの思いを言葉にし、発信していくことが出来るかどうか、
と言う点にあると考えています。

自分が「楽しい」から絵本を読む子ども大切ですが、
「楽しい」がどうして絵本から生み出されているのか、
「楽しい」をより多くの人たちと楽しむためには、何をしたら良いのか、
それを考えて行動していかないと、
絵本専門士という資格の優位性を社会に発信することは出来ない、
なかなか、難しい課題です。


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