クリスマスが近づいてくると、必ず出てくるのが
プレゼントをどうするか問題です。
先日、なんとなくテレビを見ていたら、
子どもが欲しいクリスマスプレゼントと、親があげていプレゼントのトップ5というのを
調査した結果が取り上げられていて、
1位と、2位そして5位は親子で一緒だったとのことでした。
ちなみに、1位はゲームソフト、2位はゲーム機、5位はブロック・積み木・パズルでした。
親の4位のところに「本」というのが入っていまして、
キャスターの方が、子どもに読書を習慣づけたいという趣旨の発言をされていました。
で、それに対して社会学者の古市憲寿さんが、
そもそも、過程の中で大人があんまり本を読んでいないのに、
子どもに読書を習慣づけたいというのは、都合が良すぎるのでは、と指摘されていました。
僕は、全くもって、その通りだと思うわけですが、
親御さん向けの講座の中で、
読書感想文を閣にはどうしたら良いのかという話をすることがあります。
そのときに聞くのが、友達と話しているときに最近読んだ本の話になりました。
友達は、その本の内容について「どんな話?」とか「どんな感じ?」とか、
いろいろ聞いてきます・・・ちょっといやでしょう?
けど、読書感想文って、子どもにそういうことをしているんです。
そんな話をすると大体の親御さんは、困った顔をしてしまいます。
そうなんです、自分のことに置き換えて、考えてみて欲しいのです。
自分があまり得意ではないことは、子どもだって得意ではないかもしれない、
読書が好き、読書は苦手、それぞれの子どもによって、
得意なことはそれぞれです。
読書だって、できないよりもできた方がいいけれど、
できないからと言って、何かが劣っているわけではない、
何ができるのか、何が得意なのか、
ゆっくり時間をかけて、見つけていくのも大人の仕事だと思うのです。
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