『いかりのギョーザ』(佼成出版社)2006年12月
苅田 澄子:作 大島 妙子:絵
餃子というのは、国民食と言って良いですよね、
ちなみに我が家では、餃子を焼くのは僕の役割だったりします。
この絵本、主人公は餃子ではなく、
フライパン、
しかも怒りの力で火をおこす、
不思議なフライパンです。
怒りの炎で調理された餃子は、驚く美味しさで、
けんかしていた二人もあっという間に仲直り、
餃子の味の虜になったブブコさんは、
街中のあちこちの怒っている人を探して、
餃子を焼いて食べ続ける、
そして、街中に怒っている人がいなくなり、
それでも餃子を食べたいブブコさんたちは・・・
この絵本、怒りの力を炎に変えるフライパンの表情がとても良いです。
そして、フライパンが餃子を焼くときの音、
「ぷんぷん、ぷりぷり」
が楽しいです。
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