あーといってよあー


『あーといってよあー 』(福音館書店)2015年5月
小野寺悦子:作 堀川理万子:絵

声を出すという行為は、
私たちにとっては、日常の会話など
当たり前のことですが、
発声のメカニズムって不思議ですよね、
空気が震えて、その振動が相手に伝わっていくのですから、
この絵本は、声を出すことで

声はどこに向かって行くのか、
そして、どこまで届くのか、
声の形を描くことで伝えています。

子ども達と一緒に「あー」と声を出して、
改めて声の不思議を楽しんで見てください。

言葉になっていなくても、
声という形で、自分の体から音が出ることが、
楽しく、不思議に感じてもらえると良いなと思います。

日常の一つ一つの行為が、実は不思議なことの組み合わせでできあがっている事に
気づくと、子ども達の日常生活の視野がぐぐっと広がることと思います。


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