昨日から、SNSなどを見ていると
「絵本専門士養成講座」の第一次選考にもれた方々が、
自分に何が足りなかったのか?
どうして選考にもれたのか?
逡巡しているコメントが散見されます。
多くの皆さんが、それぞれの思いを旨に、
応募をされたのであろう事が分かります。
僕は、絵本専門士として活動していますが、
なぜ、受講できたのか?
何か、文書の書き方にコツがあるのか?
なんてことを聞かれるのですが、
まぁ、受講生なので、どういう選考が行われているのかは、
よく分からないので、あまり、参考になるようなことは言えない、
と言うのが正直なところです。
とはいえ、ここ何年か絵本専門士として活動をるづけてきて、
なんとなくこういうことなのかな?と思うことがあります。
それは、資格取得後の活動のビジョンを持っているのかと言うことです。
運営法人である独立行政法人国立青少年振興機構のホームページには、
絵本専門士を定義する言葉として、
子供たちの健やかな成長を促す絵本の可能性やその活用法を、学校や家庭のみならず地域社会全般に普及させるとともに、実際に絵本の読み聞かせやワークショップをはじめ子供たちの読書活動の推進に携わる、絵本の専門家(絵本専門士)を養成する必要があることから、創設された制度です。
独立行政法人国立青少年振興機構ホームページより
と説明されています。
求められているのは、読書推進に関わる活動を具体的にどのように行っていくのかという、
ビジョンや、行動力が求めらていると考えられます。
実際にネットニュースやWEBで活動している絵本専門士の皆さんは、
絵本専門士認定を受ける以前の活動の場を活用して、
絵本専門士としての活動を広げています。
つまりは、絵本専門士はその資格自体で何かを行っていくのではなく、
自らの活動に絵本専門士という付加価値をつけて、
活動をしていると言うことです。
絵本専門士と言う資格が重要なのではなく、
絵本専門士というネームを活用してどのように自らを活動を拡張していくのか、
そういうところが求められているのではないでしょうか?
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