本日は、本来であればブックハウスカフェのおはなし会に参加させていただく予定でしたが、
緊急事態宣言の発令をうけて、県境をまたぐ移動を控えているので、
東京にお住まいの絵本専門士、朗読指導者の皆さんがおはなし会をされているはずです。
ちょっとうらやましい・・・
まぁ、実は僕自身、今週は帯状疱疹になってしまって、
ちょっと、外に出かけるだけの体力がないので、
実際にブックハウスカフェにいけたかどうかは
ちょっと疑問なのですが・・・
そんなわけで、本日は自宅で安静ということで、
本を読んだり、絵本を整理してみたりしています。
この4月から仕事が変わったので、なれるのにバタバタしていて、
あまり絵本を紹介できていなかったことも反省しつつ、
『おはようとおやすみのあいだ』をご紹介したいと思います。
スギヤマカナヨさんといえば、比較的はっきりしたタッチの絵が多い印象ですが、
本作は、これまでの作品とは異なる柔らかい色使いで、
これまでとは違った印象を受けます。
作品は、子ども達が眠りにつき、目覚めるまでの間の出来事を描いているのですが、
子ども達が安心して眠ることができ、
朝、目覚めることができることが、
僕たち親にとってどれほど素晴らしいことであったのかを教えてくれる作品となっています。
眠るという行為は、当たり前のことではありますが、
ここに「安心して」という一言がつくだけで、
実はとんでもなく、貴重な出来事だということを
僕たちはもう一度考えてみても良いのかもしれません。
毎朝、子ども達と「おはよう」と笑顔で声を掛け合うことができる、
その貴重な時間を振り返るための1冊になりました。
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