育児雑誌やwebサイトを見ていると、
絵本は子どもの成長にとってプラスの効果をもたらす
特別なツールのように読める記事が結構あったりします。
けど、それって本当なのかなぁ、と思ったりもします。
子ども達の多くは、親御さんを始め、幼稚園、保育園の先生から絵本を読んでもらうという体験をしているでしょうし、
誕生から就学までの間に絵本に触れることなく成長すると言うことは、
なかなかないのではないかと思うのです。
そんな誰でもが何らかのかたちでタッチすることのできる絵本というメディア、
なぜ、こんなに絵本は、子どもの成長に重要なツールだという指示を得ているのでしょうか?
推測のうえに私見ではありますが、
1.絵本は現代の子ども達が手に取るツールのなかで比較的その歴史が長いこと
2.公共図書館等の整備の結果「絵本=公的に認められたツール」という図式がなんとなく感じられること
3.親御さんの体験から、自分の子どもにも絵本を手渡した方がいいんじゃないかなーという動機付け
の3点によるところが大きいのではないかと考えています。
当たり前だけど、絵本だってテレビだってゲームだってYouTubeの動画だって、
良いモノもあれば、そうでないものはあります。
それをどうやって選んで提供していくかが大事なのであって、
絵本=良いモノというのもなんだか違うと思うのです。
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