上野の森親子ブックフェスタの醍醐味のひとつは、
作者の方に直接お会いして、
サインがもらえるうえに、お話しまでできちゃうと言うところかなと、
朝一のイベントがあるにもかかわらず、
直行して、サインをもらったのがこの
『すくすくいのち』(めくるむ)
作:はまのゆか
だったりします。
生命の誕生というのは、
不思議な事象ですから、
沢山の作家さんが絵本のテーマにされています。
この作品がほかの同じようなテーマを扱った絵本と比較して、
大きく異なる点は、誕生の過程を科学的に取り上げつつも
子どもの誕生を心待ちにする家族の物語として描かれている点にあると思います。
科学絵本的でもあり、ストーリー絵本でもある。
子ども達にも伝わりやすいのではないかなと思います。
また、本の帯には、
『絵本の赤ちゃんはほぼ原寸で描かれています』
とあり、この場にいる私たちがどのような過程を経てここに至ったのか、
振り返るきっかけになるのではないでしょうか。
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