先日の、ブックハウスカフェでのおはなし会のあと購入した1冊が、
『つきをなくしたクマくん』(文溪堂)2022年5月
谷口智則:作
です。
ある日、冬眠から目覚めたクマは自分の胸にあったはずの月の模様がなくなっていて、
慌てて探しに森の中に向かうと、そこには一人の女の子がいて、
その子もやっぱり月のかたちのペンダントをなくして探している、
二人の「月」は見つかるのでしょうか・・・
というような物語なのですが、
とにかく、登場人物であるクマくんと女の子の二人が優しい、
お互いの状況を知り、互いに気遣ってなくしたものを探していく姿は、
子ども達にとって、他者への優しさや、思いやりというものが、
実は、自分の糧になっていると言うことを教えてくれるはずです。
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