絵本は誰のモノ?


絵本というのは、子どもに向けて描かれているモノが多いわけですが、
ここ20年くらいの感じだと大人に向けてのメッセージなのかな?
と、感じさせる絵本も見受けられ、
絵本というジャンルが多岐にわたるモノだと言うことを
改めて考えさせられます。

とはいえ、作者の意図しているところが、
読者に正しく伝わっているかというのは、
個々の読者によって異なるでしょうから、
作者から見ると「あれ?」というような評価のされ方をしている絵本もあるのかもしれません。

個人的には、こういう事象が起きることは仕方のないことだと僕は考えています。
世の中の物事というのは、大体の場合その事物を体験したことの感覚に基づいて
評価がなされるものですし、その評価が不当であることを検証する手段がなかなかないことも
また事実であったりします。

絵本は、その著作物としては作者のモノでありますが、
作品にかかる感想、評価は、読み手の裁量で行われるモノであって、
そこに違いがあることは、起こりえる事象なのです。

僕は、この場所を借りて絵本に関する文章を書いていますが、
これはあくまで僕の感想であって、
その意見に違和感を感じる人いるかもしれません。
けれど、それで良いのです、だって人は皆違う生き物なんですから、


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