『とうめいにんげんのしょくじ』(ポプラ社)2015年11月
つかもとやすし:作
透明人間が食事をしたら、
食べたものはどうやって見えるのだろうか、
子ども達が透明人間の話を聞くと、
誰もが想像する疑問に
正面から向き合った絵本です。
主人公の男の子は、透明人間に気づいているのに、
お母さんには、透明人間が見えないので、
透明人間のお腹に入ったケーキを宙に浮いていると驚いて、
冷蔵庫に無理矢理仕舞おうとしたりと、
日常にちょっと不思議なことが加わったることで、
面白い世界が展開されるというのは、
絵本の醍醐味ではありますが、
この作品は、子ども達に新鮮な驚きを与え手くれるので、
様々なおはなし会で読ませて貰っていますが、
何度読んでも楽しい絵本です。
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