『おばけずかん』シリーズが映画化されるという話を聞いて、
どんなお話になるのかなとちょっとわくわくしていました。
で、夏休みを貰ったので、ちょっと観に行ってきました。
今日はその感想を少し、
『おばけずかん』シリーズは、
斉藤洋さんの文と宮本えつよしさんの絵による
子ども達に人気の作品で、
2013年からこれまでに32作も刊行されています。
映画化されるに当たって、
主人公達が、願いを叶えるために、
「おばけずかん」にお化け達を収容していく
冒険譚となっており、
「おばけずかん」が実在するアイテムとして描かれている点は、
子ども達にとっては、物語に没入できるポイントになっているのではないでしょうか、
導入部分がちょっと『はてしない物語』みたいなところも、
ちょっと、児童文学好きな大人を誘ってる感じがします。
ネタバレしないように感想を書きますと、
ジュブナイル小説のようなストーリーの流れ、
子ども達の成長に大人が手を貸すことで、
物語の開始当初は、大人と子どもの間の溝が、
時間をかけて徐々に取り払われていくところや、
3人の主人公達がそれぞれに異なる価値観を持ちながらも、
実は、目的が一緒だったりするところなど、
大人の僕が見ていると、
子ども達の成長する姿がうれしくて、
画面に向かって「うんうん」と頷いてしまうことも何回か、
ラストシーンも、単純なハッピーエンドではなく、
子ども達が一回り逞しくなったコトを感じさせる
ところも、夏の子ども達に向けた映画だなーと
ちょと爽やかな気分で、映画館を出ることができました。
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