『おじいちゃんのだいこうぶつまご』(朝日新聞出版)2016年9月
ふじしろはやと:文 塚本やすし:絵
今日は敬老の日と言うことで、
ちょっと、お年寄りの絵本を選んでみようかな、
そう思うと意外と、悲しい本が多いのです。
やっぱり、おじいちゃん、おばあちゃんって
人生の最終盤という感じなのでしょうか。
そんな中で、ちょっと寂しさもありつつ、
楽しさもある、そんな絵本が今回ご紹介する、
『おじいちゃんのたいこうぶつまご』です。
タイトルからも分かりますが、なぜ「孫」というのは、
息子、娘に比べて、無条件で可愛がってしまうのでしょうか、
ウチの娘さんや倅さんも、
今でこそ大きくなってしまいましたが、
双方の、祖母から、それはそれは、かわいがられており、
この本に登場するおじいちゃんのように、
普段は厳しい人だったはずなのに、
孫の笑顔を見ることで、
今までに見たこともないような表情になってしまうのを
何度も眺めてきました。
遠くに住んでいて、なかなか会えない家族でも、
「孫」という存在がいるおかげで、
元気に長生きをしようと思ってくれている、
そんな、おじいちゃん、おばあちゃんが世の中には沢山いるのでしょう。
長生きして、沢山「孫」との時間を楽しんで欲しいものです。
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