へろへろおじさん


『へろへろおじさん』(福音館書店)2017年4月
佐々木マキ:作

佐々木マキさんの絵が好きなんです。
なんとも言えない、
ちょっと気の抜けた感じのキャラクターが好きなんですが、
この絵本、もうタイトルからしてダメですよ、
だって「へろへろ」ですよ、
世のお父さん方は大体、「へろへろ」ですよ、

表紙のとおり、
この絵本の主人公は、一人のおじさん、

手紙を出しに行くだけなのに、
とことんついていない、道を歩いているだけで、
次々と不運が押し寄せてきます。
そして、その不運は徐々にエスカレートしていき、
終盤には、「そんなことあるわけ無い!」
と子ども達が笑うこと必死、
そんな不運続きのおじさんも
最後にちょっといことがあります。

日々の生活って、良いことと悪いことが折り重なって出来ているものですから、
きっと、こんな1日だってありますよ、きっと


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