先日、図書館などで、ボランティア活動をしている皆さんとお話しをする機会があったのですが、
後日、お話しした方から聞いて驚いたのが、
僕が紹介した絵本をほとんど知らなかったという事実でした。
ちなみに、ご紹介した絵本は、
といったところで、僕や僕の周りのおはなし会を開催している人にとっては、
比較的「メジャー」「定番」といえるような作品をセレクトしたつもりだったのですが、
まぁ、知らないかな?と思って紹介した絵本も意識的には入れました。
とかです。
で、ボランティアの方に言われてしまったのが、
私たちは、もっと子どもの心の栄養になる本を読みたいの
という言葉、
これ、結構ショックでした。
いやいやいや、知らない本を知らないままで、
新しい本だから、ダメって評価しているってことでしょう、それ、
中身をちゃんと手に取って見てよ!
子どもの反応をちゃんと確かめてよ!
そこで、作品を評価してよ!
図書館で進める定番絵本だけが絵本の世界じゃないんですよ、
って、僕、言ったじゃないですか!
子ども達と絵本との出会いの機会を狭めているのは、
実はこういう、子どもはこうあるべき、
大人は子どものためにこういう絵本を読むべき、
という、既成概念であることにいい加減に気づいて欲しい、
そんな悲しい出来事でした。
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