今一度、絵本専門士になった訳と、現在地、


絵本専門士養成講座第9期を受講している皆さんは、
最終課題に臨まれていることと思います。
そこで、今一度僕自身がなぜ絵本専門士の資格が必要だったか、
そして、今、自分自身、どんな場所に立っているのかをふりかえってみました。

絵本専門士講座を受講した動機は、
今いる職場で、もう一度司書として働きたかったからです。
結果として、現時点でそれはかなっていませんし、
図書館でずっと働いている人から見ると、
僕は、ただの「絵本が好きな変わり者」でしかありません。

そういう、目というのは、
絵本専門士の資格を取ってからも、あまり変わっていません。
けれども、僕の中で、大きく変わったことが一つあります。

それは、絵本について、子どもについて、
話し合うことの出来る人と繋がることが出来たと言うことです。
絵本専門士同士のネットワークができたことにより、
自分の考えを再点検することが出来、
絵本作家さんと直接お話しする機会に恵まれ、
絵本に関する新たな知見を得たりすることで、
自分自身が、これから先どんな活動をしていこうかと
いろいろと、考え、動くことの出来る環境を作ることが出来たことです。

それまでは、職場と自らの住む街だけが活動の全てだと思っていましたが、
絵本専門士の資格を取得したことで、
それ以外の場所が僕の活動と発信の場所として開かれたのです。

とはいえ、その開かれた場所から、
何をどのように発信していくのかは、
僕自身の発想や力によるところが大きいので、
そこは悩みどころではありますが、
少しずつ、広がりを見せているので、
地味でも少しずつでも、発信することは大事だなと、
今更思っていたりします。


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