2月25日(土曜日)は、幸手市立図書館で、
ボランティアの皆さんを対象とした、
講座の講師を務めさせて頂きました。
『父親目線での子どもとのコミュニケーションスキル』
と題しまして、
絵本を介した、子どもとのコミュニケーションに関する
僕なりの考え方をお話ししてきました。
1950年代から現代に至るまでの絵本の役割の変遷と、
絵本作家がどのような思い出作品をリリースしているのか、
僕立ち読みでは、作家の意図をどのように汲み取り、
子ども達に手渡す事が望ましいのか、
そのような話を中心に、
最近出版された絵本をご紹介しながら、
今どきの子ども達が置かれている環境を知ることで、
手渡す絵本の内容も変わってくるのではないか、
保護者の方にとっても、作家の意図を知ることが、
絵本を身近に感じるきっかけになるかもしれないことについて、
今まで、出会い、お話しさせて頂いた作家さんとのエピソードなどをご紹介しました。
参加して頂いた皆さんは、
図書館や小学校でおはなし会のボランティアをしている方ばかりで、
僕よりもキャリアの長い方ばかりでしたが、
今回紹介した作家さんの作品にはなじみがなかったようで、
新しい発見になったと喜んでくださいました。
新しい絵本が沢山、出版されていること、
読まずに判断せずに手に取ってみて欲しいし、
今の子ども達の感覚に寄り添って、
絵本を探して欲しいとお話しさせて頂きました。
受講者の皆さんには、概ね好評だったらしく、
終了後にも質問や感想を直接、お話し頂いたのも嬉しかったです。
僕自身も今回、皆さんに自分の考えをお話しすることで、
新たな気づきがあり、どの子ども達にとっても楽しめる
絵本の届け方について、改めて考え、行動をしていこうという気持ちになりました。
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