第10期絵本専門士養成講座の最終的な倍率が
どうやら23倍くらいになりそうだというお話をしましたが、
では、絵本専門士になることにどんなメリットがあるのでしょうか?
少し考えてみたいと思います。
ちなみに、僕が絵本専門士を取得した理由ですが、
僕は第3期絵本専門士養成講座で認定されましたから、
まだまだ、社会的に認知されていない資格であり、
資格の質や方向性を自らの行動である程度決められるのではないか、
そう思って受講していました。
結果として、僕は今子どもと絵本の関わりに
大人がどのように携わっていくのか、
絵本は、大人のエゴで子どもを都合の良い方向に導くツールではない、
と言うようなことを中心に発信しています。
では、僕が絵本専門士資格を取得して7年が経過して、
絵本専門士のメリットとは一体どこにあるのでしょうか?
これは、僕個人の感想ではありますが、
絵本専門士という資格の社会的認知の向上から、
資格取得が自らの活動に一定の広がりを見せる可能性が高いという点です。
実際に僕も、絵本専門士資格を取得してから、
多くの絵本作家の方に直接お目にかかる事が出来、
著作の創作に関するお話しを伺う機会をが増えることで、
視野が広がり、発信する内容に重みが出たと考えています。
しかしながら、これはあくまで僕個人の体験であり、
絵本専門士として、資格取得時に考えていたような
活動が出来ていない人も一定数いると思います。
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