『なつのおとずれ』(PHP出版)2015年10月
かがくいひろし:作
梅雨が明けたと思ったら、
猛暑日が続くようです。
小さいお子さんをお持ちの方には、
体調管理に気を遣う夏休みになりそうですね、
夏休み、お出かけされる方も多いと思います。
そんな夏の訪れを感じる絵本といえば、
かがくいひろしさんの『なつのおとずれ』は、外せません。
梅雨明け宣言と供に夏の主人公達が、
僕たちの世界に向かって飛び出していく姿は、
子ども達にとっても夏休みが近づいていることを期待させますし、
何より、登場するスイカやメロン、カブトムシたちの疾走感は、
夏の暑さを画面からも感じさせます。
とはいえ、この絵本が出版されてから、8年くらい経過したのですが、
その間に随分と、夏の暑さの感じも変わってきてしまい、
外で、夏の暑さを体感することが、
うっかりすると危険だったりもしてしまうのですが、
それでも、子ども達は、この絵本から、
夏の訪れのわくわく感を感じ取ってくれるのではないでしょうか。
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