埼玉県虐待禁止条例改正案に思うこと


このサイトでは、政治的な発言をしないことに気をつけておりましたが、
埼玉県虐待禁止条例改正案については、
少々思うところがありますので、
イレギュラーではありますが、お話ししたいと思います。

改正内容などについては、
TVや報道等でご存知かと思いますので、

ここでは説明はしませんが、
僕が残念だと感じたのは、議論の中心となるはずの「子ども」が不在であったことです。
TVでのインタビューは、条例が施行されると、子どもを家に置いて置けないと訴える、
お母さんの姿があり、条例を上程した側も保護者への注意喚起の意味合いがあると主張しています。

今回の改正案は、保護者だけではなく、子ども達の行動を制限しており、
子ども達の成長する権利をも阻害しているのではないかと考えます。
子どもの成長過程において、保護者の存在は不可欠ですが、
子ども達は、時に一人になることで、成長し、自らの考えを養っていきます。

そんな成長する権利を大人が奪おうとすることは、
子ども達が考える力を育む機会を奪う行為に僕には思えるのです。

こども家庭庁ができ「こどもまんなか」と言いながら、
子どもの足を引っ張るような、大人になってしまうことは、
誰にとっても、本意ではないはずです。


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