ちいさなてのおおきなうた

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家の娘さん現在高校2年生が感音性難聴とわかり、補聴器をつけたのは、
小学校の高学年の頃でした。

何回か難聴の専門医に通って、補聴器をつけることになりました。
補聴器をつけることで、学校でからかわれたりするのではないかとか、
心配しましたが、
補聴器をつけたことで、娘の学校生活は、特に変わることもなく、
高校2年生になった現在、日常の会話には支障がない程度に聴力は回復し、
高校生活を送っています。

『ちいさなてのおおいなうた』は、
そんな難聴の子どもが健常者と共に日常生活を続けること
健常者との間での「ずれ」を
子ども達がどのように乗り越えていくのかの物語です。

娘にとってこの絵本は、
自分が体験することのなかった、困難さではありましたが、
体験するかもしれなかった物語でもあったのです。

実は、絵本というのは、ただ物語を読むだけではなく、
物語の中の出来事を自分の中のストーリーに近づけ、
物語を自分の中に取り込むという作業が大切だったりします。

そうすることで、絵本の世界は自分の中に取り込まれ、成長の糧になります。
子ども達は、保育所や幼稚園、学校などで僕たち親が知らない体験をたくさんしてきます。
絵本もその体験の一つなのです。

誰かの物語を取り込むことで、誰かのために生きることのできる人になる、
そんな、力を持っているのも絵本の力なのかもしれません。


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