『ももも』(岩崎書店)2015年2月
川之上 英子, 川之上 健:作
小さい子に絵本を読むときに大切なのは、
音の心地よさというのは、
結構大切だったりします。
物語が理解できるには、
まだちょっと、小さい子にとっては、
絵本の言葉の持つリズム感というのは、
絵本を楽しむための重要な手がかりといえます。
そんな中でもこの『ももも』は、
ちょっとした驚きでした。
何しろ、言葉の大半は「も」だけなのですから、
あとはもう読み手の技量次第です。
僕はこの絵本を仲間の絵本専門士が読んでいるのを聞いて、
面白いなと思って購入しました。
その後、何度かおはなし会の会場で使用していますが、
子ども達の反応が面白く、よく使用しています。
なかなか、手に取って読んでみないと面白さが伝わりにくいのですが、
こんな発想の絵本もあるのだなと、感心させられます。
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