『うしとざん』(小学館)2020年12月
高畠那生:作
もう、タイトルからしておかしい、
「うしとざん」ってどういうことですか?
言葉が「牛」と「登山」に別れることは理解できます。
が、その二つの言葉がくっつくと、
何が起きるのか、想像ができません。
まさか、牛に登るのですか?
牛は実は山なのですか?
その答えは「イエス」です。
うしとざんにも難易度があります。
どうやら「半分寝ているような牛」が登りやすいようです。
苦労して登るのはちょっと、と言う人は、
ヘリコプターで一気に頂上にアタックすることも可能です。
この絵本に出てくる人たちが、うしとざんをする理由はきっと一つです。
「そこに牛がいるから」
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