『ライフタイム~ いきものたちの一生と数字~』(ポプラ社)2015年6月
ローラ・M. シェーファー:文 クリストファー・サイラス ニール:絵
福岡伸一:訳
私たちの生活の中での出来事は、
数字で説明できることが多くあります。
週に5日仕事をして、
週に2日休んで、
1日8時間働いて・・・
動物たちの世界を数字で読み解く、
『ライフタイム』はそんな絵本です。
トナカイが一生の間に生え替わる角の数、
キツツキが一生の間に作る巣の数、等々、
子ども達には、生物と数との関係性に興味を持つきっかけとしてではなく、
ページの中で動物たちの行動の結果生まれたものを実際に数えてみることで、
より身近に私たちの生活の中における、数字の関係性を見いだすことができるのではないでしょうか、
ゆっくりと、一つ一つのページを見ながら、親子で会話を進めていきたい、
そんな絵本です。
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