『じごくバス』 (ポプラ社)2020年6月
有田奈央:作 安楽雅志:絵
子ども達に教訓的に何かを伝えようとするとき、
地獄という場所は、よく使われる舞台です。
ちょっと魔が差して、
落とし物のおもちゃを持ってバスに乗ってしまった男の子、
乗ったバスは、地獄行きのバスだった、
そんなところから始まる物語は、
バスの乗客一人ひとりが、
自分の起こした過ちが原因で、
責め苦を味わい、次は僕の番となったところで、
さぁ、どうなるのか、というドキドキが続いていきます。
過ちは一瞬、後悔は一生、
そんな言葉を学ぶ絵本になっているのではないでしょうか、
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