タタタタ


『タタタタ』 (すずき出板)2019年4月
りとうようい:作・絵

表紙を見て分かるように、
一頭の草原がサバンナを駆け抜けていきます。
タタタタというタイトルが、
よく似合っています。

チーターの目の前に様々な動物が現れます。
ガゼル、ヌーの群れ、
水飲み場の沢山の動物たち、
どれもチーターにとっては、
魅力的な獲物なのかもしれないのに、
見向きもしないで、
走り抜けていきます。

なせ?、お腹がいっぱいなのかな?
最後まで駆け抜けるチーターの目的は何だったのか、
読み終わった時に納得の最後です。

様々な角度から描かれる動物たちは、
サバンナはこういうところなのかなと、
想像をかき立てられます。

チーターの疾走感と同様に
ストーリーもスピード感にあふれています。
この絵本で、子ども達と一緒に
サバンナを駆け抜ける体験をしてみませんか?


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