『ねこは るすばん』(ほるぷ出版)2020年9月
町田 尚子 :作
我が家には一匹の犬がいるのですが、
時々、留守番をさせると
僕たちが帰宅したときに、
心配だったのかしばらく、そばに寄り添っています。
そんな、ペットたちが飼い主がいない間、
どのように過ごしているのか、
ちょっと心配になることってありますよね、
そんな疑問に答えるのが、この絵本だったりします。
飼い主が出て行った家で、留守番をしている猫は、
実は、猫のコミュニティの中で自由に自分の時間を過ごしているのかもしれない、
そんなIFの世界を描いており、以外と充実した暮らしをしている、
本屋に行ったり、食事をしたり、
そこにいるのは、猫ではなく、
もう、一人のおっさんのような気すらしてきます。
けれでも、飼い主が家に帰れば、
かわいい笑顔で出迎えてくれる。
意外とそんなものなのかもしれません。
そういえば、我が家の犬もかわいい、かわいいといいながら、
年齢的には僕と同世代、おっさんがかわいいといわれても、
本人(犬)も意外と困っているのかもしれません。
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