『おすしがふくをかいにきた』(白泉社)2022年10月
田中達也:作
以前にこのサイトでもご紹介した『くみたて』の作者による
新作です。
ミニチュアと日用品の組み合わせで、
ちょっと不思議な風景を作り出す
作者ですが、
今回の作品は、タイトルと表紙からも分かるように、
お寿司が服を買いに行くところから始まります。
お寿司の服って何だろう?
と思うと、ちょっとびっくりする風景が広がっています。
そして、この展開が
『アイスがぼうしをかいにきた』
『ソーセージがくるまをかいにきた』
と続いていくわけですが、
それぞれのジオラマの構成が素晴らしく、
登場するお寿司達の日常生活が垣間見えるようです。
絵本の中には、いろいろな細かい仕掛けがあって、
ゆっくりと読むことをおすすめします。
おはなし会のあとに子ども達と一緒に
ゆっくりと眺めたい、そんな絵本ですよ、
コメントを残す