「絵本専門士」だから、


先日から、絵本専門士養成講座第十期の募集が始まっています。
多くの方が、今回の講座に募集する方も多いのではないでしょうか。

では、絵本専門士になったから、
何か特別なことが出来るのか?
というと、決してそんなことはなくて、
絵本専門士資格は、次のスタートを切るためのきっかけでしかなかった。
少なくとも僕が、絵本専門士資格を取得したときに感じたものは、
そういったものでした。

絵本専門士資格を取得するまでの課程については、
このサイトでも少しずつ書いていますが、
そもそも講座を受講した動機は、
自分自身がこれまで図書館での仕事や
おはなし会などの活動を通して、
感じたこと、やってきたことは正しかったのだろうか、
そう思い、確認の意味もありました。

結果として、今の自分の活動があり、
その活動のあり方は、間違いなく絵本専門士資格を取得したことを
きっかけにして、始まったものです。

子ども達にとって、一番身近な、お父さん、お母さんが、
家族で絵本を楽しむことが出来るような環境を提供するには、
どうしたら良いのか、考えながら活動をしています。

とはいえ、こんな考え方は、だれだって思いつくことだし、
絵本専門士じゃなきゃ出来ないことでもありません。

ですから、絵本専門士になったからって
何か特別なわけじゃありません。
その名前をどう使うのかは、
資格を取得した人の気持ちに委ねられているのです。


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