イベントを開催するというのは、いつでもちょっとドキドキします。
「今日はどうなるだろう」と思います。
開始時間が近づくまで、部屋の静けさがそのまま不安に変わることもあって、
昨日も例にもれず、そんな気持ちで準備をしていました。
ところが、時間が近づくにつれて子どもたちが次々と集まり、気づけば机は満席。
素材を手にした瞬間から、子どもたちの表情がぱっと変わり、
それぞれが思い思いに“自分だけのおばけづくり”に夢中になっていきました。


色を選んだり、形を相談したり、何のオバケになるのか、
親御さんとと笑いながら試してみたり──
その姿はどれも本当にいきいきしていて、
工作という時間が子どもたちの中に
しっかり根づいていることを感じました。
とくに印象的だったのが、小学校6年生の男の子二人組。
学年だけ聞くと「もう工作は卒業かな」と思いがちですが、
二人で肩を寄せ合いながら、
どんなおばけにするか真剣に、そして楽しそうに相談している姿がありました。
その光景を見て、
“楽しむことに年齢は関係ない”
という当たり前のことを、あらためて強く感じました。
そして今回のワークショップを温かく導いてくださった
絵本作家・宮本えつよし先生。
先生が子どもたちの前に立ち、
子ども立ち、同じ視点でお話しする姿は、
子ども心を忘れないというのは、
創作に重要な要素なのかもしれません。
昨日のあの空間があれほど豊かになったのは、
先生の存在があってこそでした。
宮本えつよし先生、ありがとうございました。
子どもたちが夢中になるあの瞬間に、
また立ち会えたことが嬉しいです。

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