「長い」と言う一つの言葉をとっても、様々なな「長い」があります。
この絵本は、動物の世界の様々な「長い」を取り上げています。
象なら長いのは「鼻」、蛇なら「胴体」などなど・・・
多く動物達が身につけた「長い」と言う特徴は、
全てが動物達が生きていく中で必要な能力であり、
この絵本のタイトルの通り「りっぱ」なものなのです。
僕たち人間も、それぞれに個性という名の「特徴」を持っています。
その一つ一つの「個性」は生活の中で身につけたものであり、
全てが必要なものであり、誰かに否定されるべきものではありません。
絵本の世界であり、動物達の物語であるから、違いを受け入れられるのではなく、
この絵本の中から、違いを認め合うことを学び、
それぞれの生活の中で生かしていきたい、そう考えさせられる一冊です。
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