https://www.excite.co.jp/news/article/Jisin_2012761/
という記事がネットにに出たのは、今年の9月のことでした。
イギリスの慈善団体の代表が、ラジオ番組の際に
『おちゃのじかんにきたとら』が
「女性や少女への暴力の原因となる男女間の不平等を助長している」
という主張をしたとのこと、
ちょっと行き過ぎな感じのするこの記事を読んで、
当時考えたのは、
トラというキャラクターは僕たち人間の勝手なイメージで
男性的な役回りを物語の中で演じることになっているわけですが、
それも、当時の価値観と合致していたわけですから、
仕方がないとは思うのです。
ただ、ネットの記事には、
搾取する側として描かれるトラが、当然のように男性として登場することが、子どもたちに先入観を植えつける懸念があると同番組内で指摘した。
https://www.excite.co.jp/news/article/Jisin_2012761/
と、書かれているのですが、
トラがやってきて家の中のありとあらゆる食べ物を食べちゃうというストーリーを
「搾取」と感じてしまうことには違和感があります。
最近、どうもこんな風に過去の作品に後付けで難癖をつけるケースが増えているような気がします。
せっかく、良い活動をしているというのであれば、
そのために、過去の作品を規制するのではなく、
自らの力で何かを動きを作っていこうとする方が
よほど建設的だと思うのですが、
トラだって、お茶を飲みたいと思うし、お腹がすくのは当たり前のことなのですから、
その行動に「男性的」も何もないと思うのですけどね、
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