のはらひめ


『のはらひめーおひめさま城のひみつー』
(徳間書店)1995年5月
なかがわちひろ:作

娘さんが、今年の春から教習所に通い始めました。
最終目標は、僕の乗っている車を譲り受けることらしいのですが、

いつの間にか、勇ましい娘に育っていたことに
驚き、まだ娘さんが小さかった頃に
よく読んでいた「のはらひめ」を思い出しました。

お姫様に憧れる主人公、ある日突然お姫様城に招待され、
お姫様になるための様々な課題をクリアしていきます。
そして、彼女が最後に選んだものは・・・
と言う物語は、お姫様に憧れる小さい子には、
お姫様だって大変なのねと、お姫様を身近に感じる物語でもあります。

娘さんが小さい頃、
寝る前によく、この絵本を読みました。
小さい頃は、お姫様や可愛いものが好きだったのに、
この絵本の主人公のように、
あっという間に「可愛い」から
自分のやりたいことを見つけて、進んでいった、我が娘さん、
この絵本の影響も多少あったのではないかと思わせるような、成長っぷりです。

今改めて読み直すと、自らの意思で将来へ向かう、
そんな女の子達へのエールにも見えてくるから、不思議です。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


PAGE TOP